いざというときに知っていると役に立つ!住宅ローンについての豆知識を紹介!

住宅ローンはどの会社でも同じようなものとなっている印象が強く、特に最近では様々なところで利用できるようになっているため、一般的な知識を持っていれば問題ないと感じている人が少なくありません。
しかし現在のように金利がその返済総額に大きな影響を与える状況となっている場合には、これらの豆知識をしっかりと認識しておくことで、効率的に利用することができる可能性が高まります。
住宅ローンを選ぶ際に参考になる知識も多いので、これらを十分にチェックしておくことが大切です。

銀行以外でも住宅ローンを利用することができる

住宅ローンの申し込みを受け付けている場所として、多くの人は「銀行」を思い浮かべることでしょう。
しかし、このローンは銀行以外の場所でも提供しており、審査を通過することができれば融資を受けられます。
銀行以外で住宅ローンを提供している所としてよく知られているのは、「信用金庫」です。
地域の住民や事業者の相互扶助が目的の非営利組織ということもあり、顧客は店舗のある地域の住民や中小事業者が中心で、ローンの商品内容も特化したものになっています。
金利は銀行と比べると少し高めですが、銀行と比較すると状況に柔軟に対応してもらいやすく、故に審査を通過しやすいのがメリットといわれています。
また、「協同組合」とよばれる組織の中には、信用協同組合や農協、漁協などのように金融事業を行うことが法令で認められているものがあり、住宅ローンが提供されていることがあります。
金融機関以外では、「住宅ローン専門会社」と呼ばれる所でも提供されています。
営利企業ですが、業務を特化させている分、ノウハウも蓄積されていて、審査のスピードもはやいです。
ただし、金利は金融機関と比較すると高めなので注意が必要になります。

住宅ローンは変動金利と固定金利をミックスして利用できる

住宅ローンを利用して融資を受ける時には、金利を固定にするか変動にするかを選択できます。
両方に利点と欠点があり、それらをうまく掛け合わせたミックス型もあり人気です。
固定にすると長期の返済予定を立てやすいメリットがありますが、少し高めに設定されているため低金利の恩恵を受けにくいデメリットがあります。
変動の場合には、低い時には良いですが上昇した時に返済金額が高くなってしまう不安があるので注意が必要です。
住宅ローンでは、どちらかを選ぶケースが多いですが金融機関によってはミックスさせることもできます。
これなら、部分的に固定にして残りを変動にするといったリスク分散をすることが可能です。
長期にわたる返済を安心して行うためには、不安材料を排除するのが理想的です。
そのため、両方の利点を生かして併用する住宅ローンの返済が人気を集めており、今後も続くと予測されています。
計画的な支払いのために、検討してみてはいかがでしょうか。

住宅ローンの変動金利は毎月変わるわけではない

結論から言えば住宅ローンにおける変動金利では、毎月の返済額には影響がなく月々の支払額は変わりません。
基礎知識として見ていくと、借入期間中に適用される金利が変動するタイプを指します。
借入後に関しては半年に一回、適用金利が見直されるのが一般的です。
しかし繰り返しますが、変動していても毎月の支払額は5年間は変わらないです。
すなわち5年ごとに、再計算が行われて返済額が見直されます。
5年が経ったら、その時点においての住宅ローンの元金残高をもとに残りの返済期間を考慮して再度計算が行われます。
ここで気になるのが、適用金利が大きく跳ね上がった場合についてでしょう。
この場合は直前の5年間の返済額の、1.25倍が上限となっておりそれよりも値上げできないというルールを用いていることが多いです。
変動金利タイプにしていて、金利が大幅に上昇したとしてもそれに連動して返済額まで同じくらい跳ね上がることはないため安心してください。

住宅ローンの事前審査は必ずしも必須ではない

住宅ローンの審査は2段階ありますが、このうち最初の段階にあたる事前審査は必須ではありません。
実際に大手銀行の中には、新規借入の申込時の仮審査が必須とはなっておらず、別の方法で融資を受けられる可能性があるかどうかの判断材料を提供している所があります。
住宅ローンを組みたい人にとって、審査が1回で済むことはローンを組むまでの間に行わなければならない作業が少なくなるということでもあり、メリットに感じられるでしょう。
しかし、事前審査無しでいきなり本審査に臨める住宅ローンを提供している金融機関は非常に少なく、大半は仮審査を通過できないと正式審査に進むことができない仕組みをとっています。
住宅ローンを利用するにあたり、仮審査は回避できないものだと考えておいたほうが良いでしょう。
ローンの仮審査を受けることには、利用者にとっては希望の金額の借入が可能かどうかを知ることができるだけでなく、借入ができると知ることでその後の住宅購入手続きを安心して進められるようになるといった利点があります。
カードローンのような無担保の融資より手間は増えますが、スムーズに住宅の購入手続きをすすめるためにも仮審査は積極的に活用しましょう。

住宅ローンは夫婦共同で契約することもできる

住宅を購入する際に住宅ローンを利用するケースが多いですが、施主だけでなくその配偶者と一緒に共同名義で住宅ローンを組むこともできます。
一般的には施主一人で融資を受けることが多いですが、家事や仕事を折半にしている夫婦や収入が施主のみでは足りない場合に、この方法が選ばれることが多いです。
メリットとしては、融資可能な金額が増額するため一人では組めない金額のローンが組めるようになります。
しかし、家族の形に変化が起こった際に対応するのが難しくなるため注意が必要です。
例えば、その後別居や離婚ということになった場合には一人で組む場合に比べて対応が必要になります。
住宅ローンは大きな買い物ですので、金額も含めて熟慮するのが重要ですしライフスタイルに合った現実的に返済可能であることも大切です。
夫婦名義で住宅を購入するのはメリットもありますが、デメリットもあることを考慮した上でいくらくらいの金額の融資を受けるか相談するのもポイントです。

住宅ローンの団信は必ずしも必要ではない

住宅ローンを組む際には、団体信用生命保険への加入が必須条件となっている金融機関がほとんどです。
団信は、マイホームローンの契約者が死亡または高度障害状態になった場合に残高を保険金で支払う保険です。
個人信用保険は、マイホームローンの払い戻しが滞ることなく家族が住宅を手放さずに済むようにするための保険です。
住居ローンを組む際には、入会は必須と考えられています。
貯蓄を十分に用意しておけば万が一の際にも住居ローンの払い戻しに充てることができます。
借入額を抑えることで、返済額を減らし万が一の際にも返済がしやすくなります。
個人信用保険への入会は住宅ローンの払い戻しを滞らせないための最も確実な方法です。
入会しない代わりに、上記のような対策を講じることで住宅ローンの返済が滞ることを防ぐことも可能です。
生命保険への加入は、住宅ローンの返済を滞らせないためのひとつの方法です。
しかし、加入が必ずしも必要ではないということを理解した上で、加入の有無を検討することが大切です。

住宅ローンの審査基準は金融機関によって異なる

住宅ローンでは、申込可能な条件だけでなく、審査基準も金融機関ごとに異なります。
審査の基準や内容が公開されているわけではありませんが、全く同じ状況で複数の金融機関に住宅ローンの事前審査に申し込んだときに、融資できると判断する所とそうではない所が分かれることがあるのが、審査基準が異なっていることのあらわれです。
ただし、主なチェック項目に関してはどの金融機関もおおむね共通しており、年齢や勤務先の事業内容と勤続年数、収入の状況、健康状態についてはどの金融機関の住宅ローンに申し込んでも必ずチェックされます。
年齢については、申し込みを行う時点のものだけでなく、希望の返済期間が終了した時点の年齢も確認の対象となります。
勤務先は、事業内容や勤続年数などを確認することで、返済期間が終わるまで勤め先が継続し、申込者が勤続している可能性があるかどうかを判断します。
健康状態も返済が終わるまでの間、維持されるかどうかを見られます。

住宅ローンは繰上返済することが可能

住宅ローンで融資を受ける際、契約の時に月々の返済金額などが決定します。
しかし、多くの金融機関では繰上返済を可能にしておりこのサービスを利用することで期間を短くしたり総額を少なくすることが可能です。
住宅ローンは金利がプラスされるため、融資金額より多くの支払いをすることになります。
繰上返済は金融機関によって手数料の有無や最低金額などは異なりますが、利用することで早期に支払いを終える事が出来るためその分金利が安くなるのがメリットです。
手数料が無料のところもありますし、少額から利用できるサービスもありますので余裕がある時に支払っておくと節約につながります。
住宅ローンは長期にわたって払うことになるものですし、毎月無理のない範囲で利用するのが理想です。
少しでも早く返済を終えたい場合には、まとまったお金が貯まった時にこのサービスを利用すると大幅に節約をすることができますし期間も短くなるので人気があります。

住宅ローンの借り換えによって金利負担を軽減できることがある

住宅ローンの金利負担は、それなりに大きいものです。
このため、契約内容によっては返済をしていくことによる家計への影響が大きくなり、場合によっては日常生活をおくるのに欠かせない費用まで切り詰める必要が生じます。
それを回避するために有効な方法の一つに、「借り換え」と呼ばれる方法があります。
これは、現在契約している住宅ローンを別の金融機関のローンを利用して一括返済し、新たな契約のもとで借入金の返済を行っていくことを指し、新たに契約を結ぶ金融機関の住宅ローンの利率が現在適用されているものより低くなれば、利息が減ってローンの支払いの負担を軽減させることが可能になります。
ただし、住宅ローンの借り換えを実現させるためには、当然新たに利用する金融機関による審査を受けなければなりません。
新規契約時の審査を通過できたからといって、融資を受けられるとは限りません。
また、適用金利は金融機関側が決定するため、利率が現在のものより高くなってしまう可能性は十分にあります。
利用先を変更するかどうかは、シミュレーションを行って、結果をよく検討した上で判断するようにしましょう。

大阪で住宅ローンを組むならこちらに関する情報サイト
住宅ローン研究所

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